広告排除ブラウザに
どれだけのニーズがあるのか。
なぜなら、
わざわざブラウザを導入してまで
広告を排除したいと思えないからです。
また、
ビッグデータを持つGoogleを
凌駕することが果たしてBraveには可能なのか
疑問を感じます。
他にも
- Braveの次の構想が見えない。
- これからくる5Gの世界にそぐわない
などが疑問点として上がってきます。
ですが、悪い評価ばかりではありません。
ブロックチェーンを利用し、
自立分散型社会が未来に広がると仮定すると、
「自分で選べる時代だからこそ、
小規模なら広がる可能性あり」
と考えます。
こちらの記事では、
Braveについて掘り下げていきたいと思います。
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この記事の目次
プライバシーを重視した高機能ブラウザ「Brave」
仮想通貨バット(BAT)が手掛ける
高機能ウェブブラウザ「Brave」
特徴は、
- 無用な広告を排除し、Brave側が認めた広告しか表示させない
- 広告の閲覧でもれる個人の興味関心という
プライバシー情報の漏洩を防ぐ - 無駄な広告を排除しているため、
サイトの表示も早く、電池の消費も減らすことができる - Braveが認めた広告をみることで
仮想通貨BATが付与される
と、これらが大まかな特徴です。
要するに、
「ウェブブラウザの独占を防ぎ、ブラウザの在り方を変える」
ことが目的となっています。
では、一見未来を感じるBraveの
未来は薄いと感じるのでしょうか?
グーグルのビッグデータに勝てるとは思えない
現状、
一般的に広く使われている「グーグルクローム」
このクロームには、
「広告排除」の拡張機能があります。
この拡張期のを使えば、基本的には
広告を閲覧すること無く、ネットを見ることができます。
そのような機能があるうえで
どのような人が「Brave」を利用するのでしょうか?
考えられる層は、
- ブレイブの未来に期待している人達
ではないでしょうか?
仮想通貨BATが付与されることに期待して
なおかつ
自身の個人情報がデータとして蓄積されている
ことが不快に感じている人も多いでしょう。
確かに、例えば、
自分が化粧品を探していると
別のサイトの自動広告が知らぬ間に「化粧品関連」になっていたり
すると、少し怖く感じることもあるでしょう。
ですが、
果たして、Braveがグーグルに対抗できるのか。
両社の時価総額の差は約2600倍。
Braveを手掛ける、仮想通貨BATの時価総額は
約300億円
対してグーグルの時価総額は
約80兆円。
その差約2600倍
Braveは、この差をこれから凌駕していかなければいけません。
果たして、Braveの特徴に
それほどの価値があるのかどうか。
では、Braveは今後
どのような構想を展開していくのでしょうか?
Braveの次なる構想や展開がない
Braveの今後の構想を調べて見ましたが、
具体的な記述が見当たりませんでした。
現状、仮想通貨BATはERC-20にて発行されており、
独自のチェーンでは稼働していません。
これは憶測ではありますが、
今後は、独自チェーンの開発に着手し、
メインネットへの以降が考えられるでしょう。
だとしても、
今後のBraveの展開が見えない点は、
少し疑問に感じます。
今後、5Gが世の中に浸透すると言われています。
その動きの中で、
Braveはどのように立ち回るのでしょうか?
5Gの時代になり、ネットの世界は広がる
5Gとは
簡単に説明すると
「通信技術の5世代目(Five Generation)」を意味しています。
5Gの世界では、
大容量通信が素早くかつ手軽に行うことができます。
Wi-Fiがなくとも、
2時間の映画のダウンロードを
スマホに6秒で出来てしまう時代とも言われています。
そのような5Gを目前に控え、
Braveが謳う
「広告を排除することで通信速度が早くなる」
や
「電池の消耗が低くなる」
と言った利点は、
少し弱いように感じられます。
また、
5Gが訪れることで
ネット広告はより需要が拡大し、
「本当にあなたにあった広告が瞬時に現れ、
むしろ広告が役に立つ」
ということも考えられます。
このような点を鑑みると、
Braveの未来は、薄く感じます。
ですが、
悪い話ばかりでは有りません。
Braveを選択する人達の経済圏ができる可能性も
よく、
「ブロックチェーンによって自立分散型の社会が訪れる」
という表現を見聞きするでしょう。
ブロックチェーンが作り出す未来は、
理想郷のように感じられます。
現に、
特定の地域では、仮想通貨利用が進み、
国全体を通してネット社会に移行しているところもあります。
そのような個人が自立した時代を見据えた中では、
「個々人の選択の重要性」は高まるでしょう。
ですから、
「私はBraveがいい」というひとも居て当然です。
自分の選択であり、誰に指図されるわけでもない。
そのような観点から見ると、
Braveの未来はまだまだあると思えます。
まとめ|未来は薄いがブロックチェーン技術に期待
一見Braveは素晴らしいように見えて、
実際のところは、対面する壁も大きいと感じられます。
ですが、
ブロックチェーン技術の発展の先に、
Braveのような、「思想のあるブラウザ」は
ひょっとすると世界に求められるように
なることもあるのかもしれません。
仮想通貨の未来について
→ハッキングリスクがある仮想通貨が、今後現金に代わって普及するのか
上記の記事にも書いていますので、
よろしければ参考にしてみてください。
→バイナンス|レバレッジ・マージン取引とは?追証や使い方を解説
→バイナンス|レンディングのメリット【良利回り・簡単】デメリット【値下げ・ハッキング】
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最後までお読みいただきありがとうございます。
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